知り合ってからはもう10年以上経つのでしょうか?同じ鹿児島県の離島「甑島(こしきじま)」で「東シナ海の小さな島ブランド株式会社」を経営する山下賢太(やました・けんた)さんを知ったのは・・・。最初は離島経済新聞社の記事だったと記憶してます。
それから町の事業で初めて沖永良部島で講演を聞き、一緒にお酒を飲んで意気投合。「兄貴!」と呼んでくれるように(笑)生まれた島でのその活動はこの10年間で飛躍的に進んでいる。
しかし、甑島に足を運んでみるとその実績は「地に足がつき着実で緩やかに、地域に溶け込みながら島を変化させている」ように感じる。違和感なく島に心地よいデザインを「かたち」づくっている。「耕作放棄地」や「とうふ」から始まり様々な事業展開を行い、島のお年寄り、引いては島民のインフラになる会社を目指します。その言葉には、目には力強さをいつも感じる。その山下賢太くんと鹿児島から沖縄の離島を繋ぐ琉球弧のプロジェクトを模索していこうと甑島へ集まった。
詳細はまだこれからだけど、「石敢當」が甑島にもある事実から琉球弧は甑島まで繋がっている。そして離島は同じ海で繋がっている。そんな思いを大切にしながら故郷の島を思う人々が琉球弧を軸にして集い連携できるそんなプロジェクトを作り出していくひとりに沖永良部島から参加できることにとてもワクワクしています。ここからが始まり。甑島にはそんなパワーが漲っているそんなこを感じながら過ごした甑島2度目の滞在でした。
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