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執筆者の写真oldie-village

宜野座村での活動の様子(前編)

さて、今月のoldie-consulting事業の様子です。台風6号・コロナウィルス陽性者の増加など出発までヒヤヒヤでしたが、宜野座村観光人材育成事業の第一回目のディレクションとファシリテーションをさせていただきました。


 今回は一般社団法人UP HOME WORKs(うじじきれい団)との協働事業です。観光は広くプロモーションしていくのも大切ですがその一方で切り口を何にしてどういう人々に来て欲しいか?戦略的に発信していくこともとても大切です。それには地域の人を育んでいくこと。宜野座の小学校は児童数が増えていて、出生率も2.00を超えとても未来の明るい地域です。このことが宜野座村にとって何よりの強みだと感じました。そこでFSR(ファミリー・ソーシャル・リスポンシビリティ)を掲げるUHWsの竿代表理事と今回は小さなコミュニティで始める活動を動機付けにした家族間交流ができる交流観光を構築しようと考えています。宜野座村も沖縄本島の中では小さな村(人口6,000人ほど)です。大きな道の駅もありますが宿泊やアクティビティの購買行動まで落とし込んでいくのはかなり工夫が必要です。その中で4年間海ごみを毎朝拾い続けて様々な出会いや沖永良部島来島への動機付けにまで発展した経緯など、そして何よりアクティブラーニングやプロジェクトベースラーニングの実践の場に自ずとなることを宜野座の皆さんにも伝えられればということで企画しました。


 今回はコロナ禍ということもあり400名収容の宜野座村文化センターに限定60名・結果9ファミリー(グループ)のご参加がありました。ソーシャルディスタンス、検温、消毒の徹底と宜野座村観光協会の皆様にもご協力いただきました。今回はうじじきれい団はリーダーの長女が部活動の大会で遠征中でしたので次女がリーダーでした。3歳の末っ子も講演デビューでした(笑)


第一部は、沖永良部島の紹介の動画から始まり、うじじきれい団紹介のメディア紹介、姉妹(+弟)による講演、そして竿代表理事からの大人向けの講演と続き第一部終了時の質疑ではとても良い質問がいくつもされていて素晴らしいディスカッションの場になっていました。第二部が家族ごとに第一部で紹介されたニコニコ会議を参加のご家族ごとにやっていただきました。そして大きなホールで発表です。みんな緊張したり、まごまごしたり、ひそひそ話したりしていましたが勇気を出して大きな声?で発表した姿は夏休みのいい舞台での体験になったのではないでしょうか?後編ではファミリー向けのアクティビティのプログラムモニターについて書きます。


 早速、宜野座村の朝にはきれい団が出現したそうです。これが1番の喜びですね。どんどん地域のいい活動を広く広げ地域間の交流の一役をかえる。そんな素敵なツーリズムを形成できたらいいですね


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