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執筆者の写真oldie-village

NPO法人久高島振興会(沖縄県)の鹿児島県甑島(こしきじま)視察へ同行

11月29日から3泊4日の行程で念願の鹿児島県甑島(こしきしま)へ沖縄県の久高島の

NPO法人久高島振興会の若手と一緒に行って来ました。甑島の山下賢太くんとは出会ってからは長くなっていましたが甑島へ行く行く詐欺でなかなか行けずじまいだったところ沖縄のアンカーリングジャパン中村圭一郎さんのお声がけでお互いの島の架け橋を仰せつかり同行させていただきました。本当にありがとうございます。山下賢太くんは所違えばとよくいったもので、民間で島興しを展開し、「東シナ海の小さな島ブランド株式会社」の創始者であり起業家です。耕作放棄地の田んぼの再生を足がかりに豆腐屋さん「山下商店」を展開。現在では18事業を回す島のインフラ企業となっています。しかし、都会のど真ん中でのそれとは一線を画し、地域に寄り添った心のこもった顔の見えるサービスはお話を現地で聞いて心から腹落ちしました。一見派手に見える事業展開は全て集落の拠点から徒歩圏内のおじい、おばあの生活をしている島民の笑顔をなくさないための事業展開であることを説明していただきました。甑島の集落形成は奄美大島の南部から加計呂麻などに通ずることがあります。

 古民家を改修したオソノベーカリー(パン屋さん兼コミュニティスペース)では健太くんの事業説明を聞き活動の根底にある「想い」を誌面やメディアをとしてではなく生の声でそして現場で聞くことができて「何のために」事業をやっていくのかを自分の中に持っておくことの重要性を改めて感じました。また昨今では経営者としてマネージメントの部分でも大きな気づきがあった時期だと話していたのがとても印象的でした。10年続けてきた会社。島の課題を解決するための事業展開。会社を大きくすることが目的ではないその経営方針は「縮減」というここ最近のキーワードそのものであると思います。全部は書ききれませんが今回感じた健太くんのパワーは大きく非常にわかりやすいものでした。信念を持ち熱く、しかも冷静に戦略的に歩を進めている姿を目の当たりにし、込み上げるものと自戒の念が沸き、新たなチャレンジを恐れることなく進める勇気をもらった今回の旅でした。

この度の仲間に出会えたこと、たくさんの気づきをもらえたこと。これからの活動に活かしていきます。甑島・久高島・沖永良部島。島から世界を変えていく!できることから勇気を持って恐れず進んでいきます。

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